てぃーだブログ › ふくら舎 Blog › 企画展 › やちむん › イベント › やちむん展「沖縄のカタチ」開催中です

2016年06月12日

やちむん展「沖縄のカタチ」開催中です

雨がしとしと降り続いてますね・・
我が家ではお気に入りのカバンにカビを生やしてしまいました・・・湿気対策に力を入れないといけないな~と思う今日この頃。


さて、ただいまふくら舎では先日紹介した「ユッカヌヒアート市」と同時にもうひとつ企画展を開催しています。
その名も、、「沖縄のカタチ」

6月4日に公開された北窯・米司工房親方、松田米司さんを中心に撮影されたドキュメンタリー作品「あめつちの日々」公開を記念して、ふくら舎1階にてやちむん(焼き物)特集の企画展を開催中です!
普段、2階に並べているやちむんですが、より多くの方に作家さんの手仕事を見ていただけたら・・と思い、今回、1階にあらゆる作家さんの個性が光るやちむんを揃えました。


今回の展示では米司工房、共司工房、宮城工房、與那原工房の4工房によって共同運営されている北窯と、読谷や大宜味、今帰仁など沖縄各地にて作陶活動をしている作家のやちむんを揃えています。


まずは「あめつちの日々」で主演をつとめました松田米司さん。
沖縄のやちむんの伝統をベースに、私たちの生活になじむ美しいフォルムのやちむんを作っています。

やちむん展「沖縄のカタチ」開催中です


こちらは松田共司さん。米司さんの双子の弟さんです。
筆による絵付けの潔さに圧倒されます。

やちむん展「沖縄のカタチ」開催中です


こちらは米司工房で修行を積み、現在は今帰仁に工房「風香原」を構える仲里香織さんの器。
ろくろ挽きによる形の美しさが際立っています。洗練されていますね・・。

やちむん展「沖縄のカタチ」開催中です


写真のパネル展示も充実させています。美味しそうなくわっちーがよそられた器を見ると、やちむんがどんな料理に使えるか想像しちゃいますね。
北窯コーナーには若かりし頃の親方4名が。現在の写真と見比べると、長い年月をかけてやちむんを極めてきたんだな〜と考えてしまいます。

やちむん展「沖縄のカタチ」開催中です



先日の窯出しにて新しく仕入れたものから定番の商品まで、様々なやちむんを揃えてお待ちしています。
沖縄で育まれた伝統や美意識の下、生み出された「沖縄のカタチ」をぜひ手に取ってご覧下さいませ!

さらに、やちむんをもっと知りたい方に!「サイエンスカフェ」というイベントを予定しています。
沖縄科学技術大学院大学に勤務されている佐二木健一さんをお迎えして、さんご座キッチンにてトークイベントを行います。
科学的視点で語られるやちむんのお話はなかなか聞けないので、一見の価値ありです。



「サイエンスカフェ」
(日時)6月28日(火) 19時〜20時30分
(場所)さんご座キッチン(桜坂劇場1階)
(料金)1500円(ワンドリンク付き)
(予約・問合)098-860-9555(桜坂劇場)



ふくら舎1階企画展「沖縄のカタチ」
(日時)2016年6月4日(土)〜7月8日(金)
(場所)ふくら舎(桜坂劇場1階)







Posted by sakura-zaka at 17:43 │企画展やちむんイベント