「山崎紀和作品展 未来への羅針盤」開催中!

sakura-zaka

2016年09月20日 18:46

9月も半ばに差しかかってきました。
ふと吹いた風がひんやりしていて、徐々に秋に近付いているような日々ですね。

「芸術の秋」ということで、ふくら舎2階にすてきな絵たちがやってきました。



現在、2階にて山崎紀和さんの作品展「未来への羅針盤」を開催しています。



画家の山崎紀和さんは、2010年に東京から沖縄本島南部の離島である久高島に移住し、島の風景を中心に創作活動を続けていらっしゃいます。

山崎紀和 ホームページ

久高島に住むお年寄りの方から戦前の島の暮らしを聞き取り、絵に起こす活動を続けている山崎さん。
今回、その経過報告として、作品を展示発表いたします。






こちらはフライヤーに掲載の「うるわしき久高島」
はじめに描いた久高島の姿とのことです。
波ひとつひとつが太陽の光を受けて輝くさまは、圧巻です。



赤瓦の学校、クルンミーとよばれるサバニ、ヤギが養われていた小さな島など、
写真には残っていない久高島の戦前の暮らしが、絵によって可視化されています。



こちらはかつて存在した灯台を再現したもの。
何度もおじいに話を聞きに行き、絵に起こして話を聞いて・・と繰り返し、再現したものです。



資料の絵とともに灯台の影が写っていました。


そして、絵や暮らしを観て楽しむだけでなく、手元においておくこともできますよ。
山崎さんのポストカード、オリジナルの久高島の地図、Tシャツを豊富に揃えています。




さらに久高島産の食品も揃えており、ちょっとした物産展コーナーも設けています。



こちらは山崎さんがパッケージデザインを担当した「海蛇の粉」
中には調理方法や、山崎さんの描いたイラブー漁についてのイラストが入っています。

お隣にあるのはイラブーご本人(!)



島のおばあが育てたあずき豆、島らっきょうの甘酢漬け、塩など・・

展示会や観光のお土産にいかがでしょうか?


山崎さんと島のおじい、おばあとの繋がりによって蘇ったかつての島の暮らしを知っていただくことで、久高島を身近に感じていただければと思います。

ひが


「山崎紀和作品展 未来への羅針盤」
2016年10月2日(日)まで
時間:10:00〜20:00
場所:ふくら舎(桜坂劇場2階)






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